2012年1月28日 (土)

中釜戸のシダレモミジ

福島県いわき市渡辺町中釜戸字猿田21 国指定天然記念物 撮影2011.11 巨樹MAP
目通り3m 樹高6.8m
Pb240028w400_2Pb240031w200 昨年の11月末、中釜戸のシダレモミジを拝見できました。常磐線泉駅からタクシーで15分ほどです。運転手さんと地震のはなしをしました。411日の大きな余震は本震を上回る揺れだったそうです。付近の断層が息を吹き、各所で土砂災害が発生し、不気味な地鳴りが続いています。長い年月のなかで、自然界にはさまざまな現象が発生します。そんな中で数百年、数千年生きている巨樹は偉大です。
「国指定天然記念物 中釜戸のシダレモミジ
このシダレモミジは、2本ともに樹幹がねじれ曲がって、各所にコブをつくり、樹冠は傘状に広がっています。
傘の広がりは東西約10m・南北約2mほどで、大株の樹高6.8m・根周り2.75m・胸高直径1.1mです。
樹種はイロハカエデで、樹幹のねじれ曲がった姿はカエデ本来の習性ではない畸形木で、大変珍しいものです。
イロハカエデは、樹高15mになる高木で、45月に開花し、10月に結実します。
分布は日本南部から台湾・中国東部・朝鮮南部におよび、日本では東北地方南部以西がおもな地域です。いわき市内では阿武隈山地の高所に少なく、平地丘陵地に分布しています。
指定昭和12615
所在地 いわき市渡辺町中釜戸字猿田21

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2012年1月 2日 (月)

瑞龍松

東京都葛飾区柴又7-10-3 帝釈天題経寺境内 撮影20121 巨樹MAP
Nec_0001w400 柴又帝釈天に初詣に行きました。
家族の健康と震災の復興をお祈りしました。
今年は辰年、本堂正面左に地を這い天に昇らんと瑞龍松が舞います。

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2011年11月 6日 (日)

津波被災樹木

岩手県下閉伊郡田野畑村島越 撮影2011.7 巨樹MAP
P72800381_2P72800641 盛岡から三陸海岸に向かいました。20mを超える津波で、三陸鉄道島越駅は鉄橋もろとも津波にさらわれ跡形もありませんでした。唯一宮沢賢治の「発動機船第二」の歌碑だけが残っていました。付近一帯、既にがれきは除去され、きれいに整地されています。重機も入り復興の兆しを強く感じました。訪れたのは7月下旬のことやませによる濃霧で北山崎の断崖は見ることはできませんでした。
 途中津波で被災した杉の木が目に入りました。赤茶色に変色し立枯れ状態です。杉がこんなにも潮害に弱いとは意外でした。松も杉ほどではありませんが変色しています。「高田松原」の一本松が案じられます。

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2011年10月30日 (日)

龍谷寺のモリオカシダレ

岩手県盛岡市名須川町7-2 龍谷寺境内 国指定天然記念物 撮影2011.7 巨樹MAP
根本周2.2m 樹高6.1m 推定樹齢 150
P7280028w400 P7280025w200
石割桜から通称寺町通りを北へ15分ほど歩くと右手に龍谷寺があります。啄木の母方の伯父がここ龍谷寺の住職を明治4年から25年間つとめました。啄木の父と母の縁が結ばれたのもこの寺です。少年時代はこの伯父から詩歌の手ほどきを受けたと言われています。
 本殿の前にこのしだれ桜があります。石割桜につづけてこの桜も国指定の天然記念物です。樹幹はすっかり葉で覆われています。満開の時は見事な花を咲かすことでしょう。
 「この桜は、大正9年(1920)、国の天然記念物調査員三好学先生が龍谷寺で発見された新種で、エドヒガンオオシマザクラの雑種である。樹性はシダレ性で、シダレヒガンに近く、葉形はソメイヨシノに近い。裏面が殆ど無毛、子房と花柱も無毛である。平成5(1993)の測定によれば、根本周2.2m、樹高6.1m、枝張り8,0m、主幹の大部分が腐朽し、辺材の一部が生きて生育を続けている。総樹齢は150年ぐらいといわれ、交雑種樹木の最大値に近いものと認められている。昭和1193日、国の天然記念物に指定された。」

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2011年10月23日 (日)

石割桜

岩手県盛岡市内丸9-1 盛岡地方裁判所構内 国指定天然記念物 撮影2011.7 巨樹MAP
目通り4.6m 樹高11.0m 推定樹齢 350400
P72800051_4P72800121_2盛岡地方裁判所の玄関前にあります。岩の隙間に根を張り岩を押し開こうとしています。自然のめぐりあわせに感動です。
 
巨樹ならぬ巨石にも感動です。盛岡市内のあちこちで花崗岩の巨石を見ることができます。盛岡城跡公園の石垣は盛岡産の花崗岩で積み上げられ、大きな烏帽子岩と言われる巨石を見ました。岩手県名の由来がこれら花崗岩の巨石からきていました。
「石割桜
この敷地は盛岡藩の家老であった北家の屋敷跡であり、庭石の割れ目に桜の種が飛んできて芽を出し、成長とともに石の割れ目を押し広げたものと言われている。
石は、花崗岩で周囲が21.0m、桜はエドヒガン(花色からシロヒガンともいう)で樹齢は350400年と推定される。現在幹の周囲は、4.6m、樹高11.0m枝張りは東西に16.0m南北に17.1mである。石の割れ目は、北側南側共に少しずつ広がっている。
大正12年、国の天然記念物に指定され現在に至っている。」

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2011年10月15日 (土)

鳥屋野逆ダケの藪

新潟県中央区鳥屋野1丁目1564番地2 国指定天然記念物 撮影2011.7 巨樹MAP
P70800281w400 天然記念物の竹です。
すっかりきれいになった新潟駅南口からバスに乗り女池愛宕で下車徒歩5分にこの竹藪があります。

越後に流された親鷲が一時滞在、布教したと伝えられる鳥屋野の旧跡地です。逆ダケはハチクの奇態で屈曲の度合いはさまざまで、なぜこのように曲がるのかその理由は分かっていないようです。
「国指定天然記念物
鳥屋野逆ダケの藪
この竹やぶに生育する「逆さダケ」は、ハチクという竹の枝が下向きに屈曲し、垂れ下がった状態に変異したものです。貴重な植物として大正111922)年1012日に国の天然記念物に指定されました。
この竹やぶには、親鸞聖人が鳥屋野の地で布教していたとき、持っていた杖を地面に挿したところ、根付いて枝葉が逆さに生えたという伝承があり、越後七不思議の一つに数えられています。
平成213月 文化庁
      新潟県教育委員会
      新潟市教育委員会」

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2011年10月11日 (火)

清澄の大クス

千葉県鴨川市清澄322-1 清澄寺境内 市指定天然記念物 撮影2011.6 巨樹MAP
目通り8.1m 樹高15m 500
P6050032w400 ノーベル平和賞の受賞者、ケニアの環境活動家マータイさんが亡くなり、国葬が8日行われました。環境保護のためアフリカに植樹も行いました。彼女の「Mottainai(もったいない)」の声が聞こえてきます。亡き母の声ともだぶります。「始末せなあかんで」と。
この大クスは本殿から中門をくぐった宝物館の脇に立っています。どっしりとした貫録のある巨樹です。

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2011年10月 2日 (日)

清澄の大スギ(千年杉)

千葉県鴨川市清澄322-1 清澄寺境内 国指定天然記念物 撮影2011.6 巨樹MAP
目通り15m 樹高47m
P60500401P60500431
鴨川市にある誕生寺は有名ですが、この清澄寺も日蓮上人ゆかりのお寺です。安房小湊の誕生寺で生まれた日蓮上人は、12歳の時に親元を離れ清澄寺へ登り勉学に励みました。
清澄寺の周辺は房総の中で最も降水量の多い地域で、実に見事なスギが林立しています。この大スギは樹高47m、ぜひ実物を見ていただきたいと思います。
「清澄の大スギ(千年杉)
 スギは、本来わが国特産の植物で、その分布は本州、四国、九州から南の屋久島に自生するといわれています。巨大なスギは、クスノキ同様、御神木として寺社の境内に多く見受けられます。
 この大スギも、樹令は不明ですが「千年スギ」と呼ばれ、一千年をこえる清澄寺の歴史を物語る霊木とされています。
 樹容は、根廻りの太さ約17.5m、目通りの太さ約15m、樹高約47mです。この大きさは、国の特別天然記念物に指定されている高知県大豊町八坂神社の「杉の大スギ」と 岐阜県白鳥町の「石徹白の大スギ」にくらべても勝るとも劣らないものであり、植物学上も貴重なものとして、大正13129日、国から天然記念物に指定され、その保護がはかられています。
 昭和29年の台風により、となりに並び立っていたスギが倒れたとき、南側に出ていた大きな枝が折られ樹容を損ねたことは惜しまれます。
 中心部は腐朽し、基部には空洞があり、祠となっていますが、老大木としては樹勢も良好です。」
「房総の魅力500
 
この杉は「千年杉」と呼ばれ、地域の人々から御神木として親しまれてきました。高さは約47メートル、幹の回りは約14メートルあります。幹の根に近い部分が空洞となっていますが、木の勢いは盛んです。樹齢は不明ですが、全国的にみても有数の大きさといわれています。」

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2011年9月17日 (土)

神野寺のイチョウ

千葉県君津市鹿野山324-1 神野寺境内 撮影2011.5 巨樹MAP
P6050007w400 9月も半ばを過ぎました。暑さがぶり返したようで、毎日暑い日が続いています。神野寺で一番最初に目に入るのがこのイチョウです。大きくて立派なイチョウです。

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2011年9月11日 (日)

鹿野山の大桑一樹

千葉県君津市鹿野山324-1 神野寺境内 県指定天然記念物 撮影2011.5 巨樹MAP目通り2.1m 樹高11m
P6050011P6050013 神野寺は今から1400年前、聖徳太子によって開山されました。地名の鹿野山は当山の山号です。大桑(やまぐわ)は本堂裏にあり、宝物拝観料を払って中に入らねばなりません。500円はちょっと高かったですが仕方がありません。大桑は全く精彩を欠いていました。二俣に分かれた幹の東側は残念ながら既に枯死しているようです。宝物殿に入ってみました。薄暗い中に私一人、不気味を感じた私はそそくさと出てしまいました。
「君津市鹿野山324-1 神野寺
昭和141215日指定
 この大桑は、雌雄異株の落葉喬木で、広く日本全土に分布し、朝鮮半島や樺太、南千島等に自生するといわれている。
 根周り3.1m、目通り幹囲2.1m、樹高11mの樹容を誇り、全国的にみてもこれほどの桑の巨樹は珍しいと思われる。
 神野寺にゆかりの深い俳人高浜虚子は、かつて当寺を訪れ、「大桑の茂り天然記念物」と詠んでいる。
 樹齢は定かではないが、名刹神野寺の歴史を今日に伝える老木である。
平成元年228
千葉県教育委員会
君津市教育委員会」

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2011年8月21日 (日)

勾当内侍遺愛のツツジ

群馬県館林市花山町3278 躑躅ケ岡
樹高5m 推定樹齢800年 撮影2011.5 巨樹MAP
P5040011w400 おとといは恵みの雨だと喜んだのも、つかの間、畑の様子を見に行ったところ、大事な黒豆が無残にも折れたり、倒れたり...。花も付いていたのにショックです。雨とともに風も強かったようです。支柱を立てて一本一本起こしてやりました。
 5
月の連休に館林のツツジを見ました。躑躅ケ岡はツツジの名園で昭和9年に国の名勝に指定され、約1万株のツツジが植えられているといいます。ヤマツツジやキリシマツツジの古木群は圧巻です。
「勾当内侍遺愛のツツジ -ヤマツツジ系-
推定樹齢800
樹高 5m
枝張り長径 11m
園内で一番の名木巨樹です。
このツツジはヤマツツジで花は紅色、おしべは5本です。
 一説によれば、このツツジは新田義貞の愛妻勾当内侍のために建武元年(1334)に植えられたツツジを、第3代館林城主榊原(松平)忠次が、領内新田郡武蔵島村の花見塚から、寛永4(1627)2月に、ここへ移植したと伝えられている名木巨樹のツツジです。」

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2011年8月15日 (月)

地蔵院のカゴノキ

東京都あきる野市雨間1101番地 地蔵院境内 都指定天然記念物 撮影2011.4 巨樹MAP
目通り4.0m 樹高22m
P40500251P40500321  本殿裏の墓地、段丘の斜面下方に根を張っています。根元に大きなこぶが垂れ出しています。
「東京都市指定文化財(天然記念物)
地蔵院のカゴノキ 一本
所在地 あきる野市雨間1101番地
指定 昭和50113
 カゴノキはクスノキ科の常緑高木で、関東地方以南の暖地に多く分布しています。樹皮は楕円形に点々とはがれる性質をもち、その様子があたかも鹿の子の斑点のように見えることから、この名がつけられたと考えられています。地元では正体がわからない樹という意味で「ナンジャモンジャ」とも呼ばれています。
 樹高は22m、地面から1.2mの高さでの幹周りは約4mあり、高くそびえる姿はとても雄大です。
 平成15111日設置
あきる野市教育委員会」

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2011年8月 7日 (日)

地蔵院のカヤ

東京都あきる野市雨間1101番地 地蔵院境内 市指定天然記念物 撮影2011.4 巨樹MAP
目通り4.5m 樹高20m
P40500121P40500081P40500071w172 4月の初旬に車で移動中偶然見かけた巨樹です。門前のエドヒガン桜が満開でした。
  参道をぬけて本殿手前左側に幹が三本に分岐した大きなカヤが立っています。幹の根元にはお地蔵さんや祠が祀ってあります。本殿裏にはカゴノキの巨樹もあります。
「あきる野市指定文化財(天然記念物)
地蔵院のカヤ 一本
所在地 あきる野市雨間1101番地
指定 昭和50113
 カヤはイチイ科の常緑高木です。宮城県以南に分布し、材は硬く、基盤の材料などに使用されます。
 このカヤは根元で三本に分かれ、主幹の樹高は約20m、地面から1.2mの高さでの幹周りは約4.5mあります。樹勢は非常に旺盛で、高く聳える姿は見事です。
 平成1491日設置
あきる野市教育委員会」

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2011年7月24日 (日)

首里デイゴ

沖縄県那覇市首里 撮影2011.2 巨樹MAP
P2010062 マメ科の落葉樹で原産地はインドということです。デイゴの花は沖縄県花に選ばれていますが、まだ見たことがありません。

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首里城アコウ

沖縄県那覇市首里 撮影2011.2 巨樹MAP
P2010058_3
首里城内に立つアコウです。沖縄の樹は独特で、根がこんなに地面に張りついています。

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