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2007年3月26日 (月)

影向(ようごう)の松

東京都江戸川区東小岩2-24善養寺境内 都指定天然記念物 撮影2007.3
目通り4.85m 樹高7m 樹齢600年
P30008w400 P30022w200 総武線小岩駅から徒歩約15分、江戸川病院の南に善養寺があります。仁王門をくぐると巨大な盆栽さながら、大きく枝を張った黒松の巨樹が目に飛び込みます。樹高は3m程度ですが7、8本の太い枝が四方に張り出し、その長さは東西30m南北28mにもおよび境内一面を覆い尽くしています。影向の松の影向(ようごう)とは、神仏が姿を現わすという仏語です。昭和の名横綱栃錦は当地の出身で、仁王門に栃錦の銅像とまわしに付ける白い綱が陳列されていました。
「天然記念物 影向の松
 この松は樹齢600年ともいわれ、枝の広がりの大きさと美しさは、全国屈指のものである。延享2年(1745)に書かれた「星住山星舎利記」には、当時すでに、境内七尋五丈の老松であったことが記されている。この松と並んで仁王門の左手には、名松「星降り松」があったが、昭和15年に枯れ、今のは二代目である。文豪大町桂月の紀行文「東京遊行記」の一節に「――山門の右に鐘楼あり、その前に、一大老松の横にひろがる物あり、おおよそ十間四方に及ぶ。支柱百を以て数ふべし。これを影向の松という。立てる星降りの松に、座れる影向の松を加えて、東京附近の松の寄観は、この寺に尽きたり――」と。
 この松は、大正15年4月、東京都の指定天然記念物となった。
昭和53年7月  江戸川区教育委員会」

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