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2011年10月

2011年10月30日 (日)

龍谷寺のモリオカシダレ

岩手県盛岡市名須川町7-2 龍谷寺境内 国指定天然記念物 撮影2011.7 巨樹MAP
根本周2.2m 樹高6.1m 推定樹齢 150
P7280028w400 P7280025w200
石割桜から通称寺町通りを北へ15分ほど歩くと右手に龍谷寺があります。啄木の母方の伯父がここ龍谷寺の住職を明治4年から25年間つとめました。啄木の父と母の縁が結ばれたのもこの寺です。少年時代はこの伯父から詩歌の手ほどきを受けたと言われています。
 本殿の前にこのしだれ桜があります。石割桜につづけてこの桜も国指定の天然記念物です。樹幹はすっかり葉で覆われています。満開の時は見事な花を咲かすことでしょう。
 「この桜は、大正9年(1920)、国の天然記念物調査員三好学先生が龍谷寺で発見された新種で、エドヒガンオオシマザクラの雑種である。樹性はシダレ性で、シダレヒガンに近く、葉形はソメイヨシノに近い。裏面が殆ど無毛、子房と花柱も無毛である。平成5(1993)の測定によれば、根本周2.2m、樹高6.1m、枝張り8,0m、主幹の大部分が腐朽し、辺材の一部が生きて生育を続けている。総樹齢は150年ぐらいといわれ、交雑種樹木の最大値に近いものと認められている。昭和1193日、国の天然記念物に指定された。」

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2011年10月23日 (日)

石割桜

岩手県盛岡市内丸9-1 盛岡地方裁判所構内 国指定天然記念物 撮影2011.7 巨樹MAP
目通り4.6m 樹高11.0m 推定樹齢 350400
P72800051_4P72800121_2盛岡地方裁判所の玄関前にあります。岩の隙間に根を張り岩を押し開こうとしています。自然のめぐりあわせに感動です。
 
巨樹ならぬ巨石にも感動です。盛岡市内のあちこちで花崗岩の巨石を見ることができます。盛岡城跡公園の石垣は盛岡産の花崗岩で積み上げられ、大きな烏帽子岩と言われる巨石を見ました。岩手県名の由来がこれら花崗岩の巨石からきていました。
「石割桜
この敷地は盛岡藩の家老であった北家の屋敷跡であり、庭石の割れ目に桜の種が飛んできて芽を出し、成長とともに石の割れ目を押し広げたものと言われている。
石は、花崗岩で周囲が21.0m、桜はエドヒガン(花色からシロヒガンともいう)で樹齢は350400年と推定される。現在幹の周囲は、4.6m、樹高11.0m枝張りは東西に16.0m南北に17.1mである。石の割れ目は、北側南側共に少しずつ広がっている。
大正12年、国の天然記念物に指定され現在に至っている。」

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2011年10月15日 (土)

鳥屋野逆ダケの藪

新潟県中央区鳥屋野1丁目1564番地2 国指定天然記念物 撮影2011.7 巨樹MAP
P70800281w400 天然記念物の竹です。
すっかりきれいになった新潟駅南口からバスに乗り女池愛宕で下車徒歩5分にこの竹藪があります。

越後に流された親鷲が一時滞在、布教したと伝えられる鳥屋野の旧跡地です。逆ダケはハチクの奇態で屈曲の度合いはさまざまで、なぜこのように曲がるのかその理由は分かっていないようです。
「国指定天然記念物
鳥屋野逆ダケの藪
この竹やぶに生育する「逆さダケ」は、ハチクという竹の枝が下向きに屈曲し、垂れ下がった状態に変異したものです。貴重な植物として大正111922)年1012日に国の天然記念物に指定されました。
この竹やぶには、親鸞聖人が鳥屋野の地で布教していたとき、持っていた杖を地面に挿したところ、根付いて枝葉が逆さに生えたという伝承があり、越後七不思議の一つに数えられています。
平成213月 文化庁
      新潟県教育委員会
      新潟市教育委員会」

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2011年10月11日 (火)

清澄の大クス

千葉県鴨川市清澄322-1 清澄寺境内 市指定天然記念物 撮影2011.6 巨樹MAP
目通り8.1m 樹高15m 500
P6050032w400 ノーベル平和賞の受賞者、ケニアの環境活動家マータイさんが亡くなり、国葬が8日行われました。環境保護のためアフリカに植樹も行いました。彼女の「Mottainai(もったいない)」の声が聞こえてきます。亡き母の声ともだぶります。「始末せなあかんで」と。
この大クスは本殿から中門をくぐった宝物館の脇に立っています。どっしりとした貫録のある巨樹です。

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2011年10月 2日 (日)

清澄の大スギ(千年杉)

千葉県鴨川市清澄322-1 清澄寺境内 国指定天然記念物 撮影2011.6 巨樹MAP
目通り15m 樹高47m
P60500401P60500431
鴨川市にある誕生寺は有名ですが、この清澄寺も日蓮上人ゆかりのお寺です。安房小湊の誕生寺で生まれた日蓮上人は、12歳の時に親元を離れ清澄寺へ登り勉学に励みました。
清澄寺の周辺は房総の中で最も降水量の多い地域で、実に見事なスギが林立しています。この大スギは樹高47m、ぜひ実物を見ていただきたいと思います。
「清澄の大スギ(千年杉)
 スギは、本来わが国特産の植物で、その分布は本州、四国、九州から南の屋久島に自生するといわれています。巨大なスギは、クスノキ同様、御神木として寺社の境内に多く見受けられます。
 この大スギも、樹令は不明ですが「千年スギ」と呼ばれ、一千年をこえる清澄寺の歴史を物語る霊木とされています。
 樹容は、根廻りの太さ約17.5m、目通りの太さ約15m、樹高約47mです。この大きさは、国の特別天然記念物に指定されている高知県大豊町八坂神社の「杉の大スギ」と 岐阜県白鳥町の「石徹白の大スギ」にくらべても勝るとも劣らないものであり、植物学上も貴重なものとして、大正13129日、国から天然記念物に指定され、その保護がはかられています。
 昭和29年の台風により、となりに並び立っていたスギが倒れたとき、南側に出ていた大きな枝が折られ樹容を損ねたことは惜しまれます。
 中心部は腐朽し、基部には空洞があり、祠となっていますが、老大木としては樹勢も良好です。」
「房総の魅力500
 
この杉は「千年杉」と呼ばれ、地域の人々から御神木として親しまれてきました。高さは約47メートル、幹の回りは約14メートルあります。幹の根に近い部分が空洞となっていますが、木の勢いは盛んです。樹齢は不明ですが、全国的にみても有数の大きさといわれています。」

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