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2013年10月21日 (月)

丹生樹(たんしょうじゅ)

埼玉県飯能市飯能263諏訪八幡神社境内 撮影2013.4 巨樹MAP
Img_1092 4月に飯能駅周辺を少し歩きました。飯能市郷土館手前の鬱蒼とした森に諏訪八幡神社があり、その境内に丹生神社があります。この樫は神社の名前から丹生樹と呼ばれています。案内板が立っていましたが文字がかすれてよく読めません。
「丹生樹(たんしょうじゅ)
丹生明神のご神体は、天照大神の妹姫と言われております。
 
天照大神は日の神ですが、丹生明神は土と水の神で、生命の根元を司り結びの神様です。
 
この樫の木は、丹生大明神のご神徳を具現するかの如く桧の若木をいたわるように抱え育てております。
 この御神木を仰ぎ丹生さまの心を心とすることによって、良き縁に結ばれ夫婦が和合し、子孫が繁栄するものと思われます。
 
この御神木は、別名「抱擁樹」とも言われております。 諏訪八幡神社」

「貴重なカシ林を保存しましょう
 植物の社会では目に見えない生存競争が行われている。
 この現象は森林を伐採したときによくわかり、関東地方の平地や丘陵の場合、一般的には次のように模式化して説明されている。
 伐採跡地は土壌が流出し、乾燥が激しいため、この状況に耐えられる一年生草本類がまず発芽生育し、続いてススキやアズマネザサ等の多年生草本類が現れる。これらの植物体が枯れ積り土壌が肥えてくると、生活力の強い樹木類で、特にクヌギやコナラ等の陽あたりの良い条件で発芽生育する陽樹が入り込んでくる。クヌギ林等が生長し、林の中に入る光が少なくなると、カシ類等の日陰地で発芽生育する陰樹が現れる。カシ類が多くなって林の中が暗くなると、陽樹の種子が発芽しても生育せずに、カシの林が存続することになる。
 しかし、現在では私たちのまわりには、カシ林があまり見られないが、これは、シラカシやアラカシ等で覆われていた土地が、生活の場を拡げるために切り開かれ、人間にとって有用な樹木に変えられ維持管理されてきたためである。自然林のように見えるクヌギやコナラの雑木林も薪炭や肥料として使用され、定期的に伐採をくり返してきたために生存している。このような林を二次林という。 
 自然植生であるシラカシ林は、神聖視され伐採をまぬがれた神社等の境内地にわずかに残されている。このような林は貴重な自然であるので、郷土のシンボルとして永く保存していきたいものである。
 
昭和553月 埼玉県」

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