かき

2009年8月24日 (月)

旧白洲邸武相荘の柿

東京都町田市能ヶ谷町 1284 撮影2009.8 巨樹MAP
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小田急小田原線鶴川駅下車北口から歩いて15分ほど、白洲次郎・正子旧宅「武相荘」を見ました。夫妻が昭和18年から移り住んだ旧宅です。スタッフの方にお聞きすると、もとは養蚕農家の民家で築160年、柱と梁以外は自分で手を加えたといいます。土間もタイル張りの床暖房に改修しました。ガレージに置いてあった農機具や工具類は興味深かったです。
 2006年に屋根の葺き替えが行われていますが、この仕事には京都美山の若い萱葺職人があたりました。この方は「白洲賞」の第一回受賞者となっています。
 入口に門がありますがこれは後から建てられたもので、近所に団地ができて他の地方の人々が平気で庭に入り込み、ピクニックをするようになったからだといいます。柿の木はこの門をくぐるとすぐ右側にあります。

「カキ。カキ科。高さ10mになる落葉高木。本州中部以南に分布。初花に雌花、雄花をつける雌雄同株。果実は大型の液果で、甘・渋があり食用となる。材は重硬で、黒色の縞や濃淡があることがある。一面黒の材は「黒柿」と呼ばれ珍重される。家具・装飾材に。」
「私の家にある柿の木だが、この程度の大木は柿生から鶴川へかけての農家にはいくらでもある。樹齢は200年から300年。「禅寺丸」という種類で、実は小さいがおいしい柿である。南北朝の頃、王禅寺の住職が発見して、この地方に普及したと伝え、徳川時代には日に夜をついで江戸の町へ運ばれたという。禅寺丸の名は、王禅寺の丸柿という意味である。」
-白洲正子著 「木」より-

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