いぬまき

2013年5月26日 (日)

天満宮の槇

埼玉県北葛飾郡杉戸町下高野424 天満宮境内
目通り 4.0m 樹高22m 樹齢約600年 町指定天然記念物 撮影2012.11 巨樹MAP
Nec_0004w400 Nec_0007w200 東武動物公園駅は宮代町にありますが、公園開園前の旧駅名は杉戸駅といったそうです。駅の西口は宮代町、東口は杉戸町と二つの町の玄関になっています。
 杉戸町の町名の由来は、昔はスギ林が鬱蒼としていたといいますが、付近を歩いたかぎりでは想像もできません。そういえば宮代町の木造庁舎は開放的でした。地元の杉材を使ったといいますが、宮代町にはスギ林はないと思います。
 東武線と平行して大落古利根川が流れていますが、杉戸町と宮代町の境界になっています。江戸時代初期まではこちらが利根川の流路でした。
「町指定天然記念物 天満宮の槇
 ここの天満宮は、菅原道真を祭神として、1025日が祭礼の日となっている。しかし神社がつくられた年代は明らかでない。天満宮は、天を祭る信仰から始まったものである。
 この境内にある槇は、高さ22m、幹の太さ周囲4メートル、樹齢約600年と言われ近隣市町にも見当たらない巨木である。そのため、昭和37228日、天然記念物として、杉戸町指定文化財となった。
 槇には、コウヤマキ・イヌマキ・ラカンマキ等があるが、この天満宮のマキの正しい名前はイヌマキといい、マキ科の常緑樹である。イヌマキは、関東地方から沖縄までの暖かい地方に自生し、高さ25m、太さ周囲3mにも達し、庭や生垣、建築材などにも利用されている。
 杉戸町教育委員会」

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2011年3月 6日 (日)

小田原城跡のイヌマキ

神奈川県小田原市城山1-900 小田原城祉公園内 市指定天然記念物 撮影20108巨樹MAP
目通り3.1m 樹高15m
P9040073w400_2P9040075w180_2P9040077w180_2
田原城は初めて目にします。歴史ドラマでよく登場するのが、秀吉の「小田原攻め」です。近くの案内板を要約すると、天正18年(15904月、関東最大の勢力を誇る戦国大名小田原北条氏の本拠地小田原城は、全国統一を推し進める関白豊臣秀吉率いる諸大名の大軍に包囲されました。豊臣方は水陸22万、一方の北条方は城下の街を囲む全長9kmの大外郭を築き、6万の人々が籠り、秀吉・家康をはじめとする名だたる戦国の英雄を迎え撃ち、3か月に及ぶ攻防戦を展開しました。北条方は城を封鎖され、孤立します。北条氏直は同年7月に降伏を申し出て、秀吉による天下統一が達成されました。北条氏の滅亡とともに戦国時代はここに終わりを告げました。
「小田原市指定天然記念物(昭和49330日指定)
小田原城跡のイヌマキ
所在    城内3-22
樹相    目通り幹囲 4.5m
株元周囲 約6m
樹高    約20m
枝張り状況 東西25m
        南北13m
 イヌマキは関東南部以西のかいがんちたいの森林に多き自生する暖温地帯を代表する常緑の高木で、小田原市内の神社や寺院の境内にも多く見られます。
この木は、幹周り4,5mに及び、市内では最大のイヌマキです。主幹は左巻きにねじれ、地上5mのところで四支幹に分岐しています。以前は、四方へ密に枝を広げて傘状の見事な姿をしていましたが、台風のために北側の大枝が折れて、支幹の一部があらわになり、現在のような姿になってしまいました。
しかし、堂々と猛々しく立つ姿は壮観で、小田原城跡内の数ある大木、古木の中でも、本丸の巨松と並ぶ双璧です。
小田原市教育委員会」

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2010年8月 1日 (日)

海上八幡宮のイヌマキ

千葉県銚子市柴崎町1-17 海上八幡宮 撮影2010.5 巨樹MAP
P5270020w400P5270022w200_2 うなかみはちまんぐうと読みます。かいじょうとは読みません。しかし平成大合併前には海上郡海上町かいじょうぐんうなかみまちという町名がありました。ややこしいことです。
海上八幡宮は江戸時代は、社領三十石を有し、海上郡六十余郷の総鎮守として栄え、総社八幡宮と称し人々の信仰を集めていたそうです。本殿は鮮やかな朱色で最近修繕されたようです。境内にあった大きなマキです。
参道脇に鎮守の森再生の記念碑がありました。
「植樹記念碑
太古より人は自然の文化に時を知り、季節を教わり、豊凶を占って来た。ここ海上八幡宮の参道及び裏山の老松は、数百年の風雪に耐えぬき、氏子崇敬者等の心のよりどころであったが、近年全国的に猛威をふるった松喰虫の為、枯れ鎮守の森はその緑の多くを失うに至った。里人等これを深く嘆き氏子中相寄り議を重ね、浄財を募って植林事業を行い、ここに神域の壮観一新する。
依ってこの協力関係者の赤心を記し後世に伝える。
昭和588月吉日
海上八幡宮宮司宮内千秋」

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2010年7月 5日 (月)

マキの群落

千葉県銚子市小船木町1丁目863 東光寺 銚子市指定天然記念物 撮影2010.5 巨樹MAP

P5270012_2 Dvc00042  土曜日は天気がよかったのでジャガイモを掘りました。先週蒔いた丹波の黒豆はもう芽が出てきています。黒豆はむつかしいですが今年で三度目の挑戦です。
 
銚子市小船木町にある東光寺は山号を船木山といい、真言宗のお寺です。昔は修行僧の学問所だったといいます。
「銚子市指定天然記念物
マキの群落
所在地 銚子市小船木町1丁目863番地 東光寺
昭和61225日指定
 マキは千葉県の県の木として知られ、イヌマキとラカンマキがあり、高木の常緑樹である。
 東光寺のマキは、イヌマキで、イヌマキの分布は、日本では関東以西の太平洋沿岸から四国、九州、沖縄とされている。
 東光寺は貞永元年(1232)の創建と伝えられ、境内は、およそ16,500平方メートルで、これを取り囲むように樹齢150年以上と推定されるイヌマキが39本生育している。その最大のものは、樹高約19.5m胸高直径132cm。最小のものは、樹高15m、胸高直径52cmである。
 巨大なイヌマキが、39本もまとまって生育している地は、千葉県内でも数少なく、学術的に貴重なマキの群落である。
平成63
銚子市教育委員会」

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2009年10月11日 (日)

普賢院の槇

千葉県山武郡芝山町大里加茂 普賢院 町指定天然記念物 撮影2009,9 巨樹MAP
目通り3.9m 樹高18m 樹齢約300
P9240004w400P9240008w200 
大事に育てている丹波の黒豆、8日の台風18号で傾いたり、下枝が裂けたり、ショックです。裂けた下枝は切り取って枝豆にして食べました。味は最高でした。

普賢院は、加茂の集落にあり、ゆるやかな参道をまっすぐ上ったところにありました。境内は樹木で鬱蒼とし、ひんやりとした空気が漂います。この槇、幹が上部で、株立ち状になっています。幹も根元の一部が腐朽しています。槇の下には数基の墓石らしきものが並んでいます。

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2008年7月14日 (月)

八幡宮のイヌマキ

神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 鶴岡八幡宮境内 撮影2008.6 巨樹MAP
Cam_0014w400_2 Cam_0016w200_2  連日うだる暑さが続きます。
 
鎌倉は東京から電車で1時間、横浜からだと30分、案外近いのです。鎌倉の鮎の話です。若い頃由比ヶ浜へ海水浴に行った時のことです。浜に注ぐ河口に鮎がうようよいて、つかみ放題だったのです。20匹ほどつかみ、持ち帰って友達と塩焼きにしました。おいしかったです。鮎は最高です。田舎にいた頃は毎年夏は友釣りで過ごしました。鮎には目がありません。「川魚の王様」とじいさんは教えてくれました。その後鎌倉に何回か行きましたが、鮎の姿はありませんでした。不思議な出来事でした。 

「鎌倉の社寺の境内にはイヌマキの大木が多く見られます。二階堂の覚園寺、扇ヶ谷の浄光明寺、樹齢が千年を経ると垂れ下がった枝が地面に着くといわれ、いずれも地に届かんとしている名木です。

 八幡宮の境内にも本殿に向かって太鼓橋を渡ったすぐ右、社務所前の左右、由比若宮遙拝所奥と数えられます。イヌマキの名について、イヌゴマイヌムギ、イヌザンショウ、イヌの名を冠する植物は多いのですが、一般的には本物に対して役に立たないか小さいか利用価値が一段と劣るという意味で「イヌ」の名称が用いられます。しかし「イヌマキ」に関しては、固有の植物名としてのマキという木は無く有用材としての杉・桧・高野槙を真木(マキ)の名で呼んでいたようです。庭木として樹形に勝れるも用材として難のあるこの木は、イヌマキを固有名とされてしまったのです。
社務所前の2本のイヌマキには野生の風蘭が着生しています。風蘭は7月初頭白い花を咲かせ、えもいわれぬ芳香を放ちます。自生地として北限に近いことから風蘭着生のイヌマキとして園芸雑誌にしばしば登場します。」 -鶴岡八幡宮のHPより-

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2005年12月24日 (土)

鶴谷八幡神社のイヌマキ

千葉県館山市八幡72番 撮影2005.12.16
目通り4.19m 樹高16.0m 
PC150096-v300 館山駅東口から県道に出て北へ徒歩20分信号を渡ると右手に大きく立派な鳥居が見え、広い参道をと抜けると鶴谷八幡神社です。神社拝殿前に御神木のイヌマキの樹があります。樹形も良く安定感があり古木の風格を感じさせます。すぐ隣に枯死した太い古木が残りこの神社の歴史を感じます。
 イヌマキは太平洋沿岸の暖地の照葉樹林に自生し、千葉県がその分布の東端にあたります。房総では防風用の生垣として利用されて来ました。細長い葉は細工をして手裏剣やお金に変身し子供達のおもちゃになったようです。
 館山は房総半島の最南端、東京と温度差が2~3℃あり暖かく感じました。そして海岸に出て感激しました。真正面に美しい富士山が見えたのです。

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